2017.01.14

小学校の謝恩会の準備の進め方や出し物はどうすればいいの？

小学校の謝恩会は楽しいものではあるのですが、提供する側となった時には大変なものです。どのような出し物にすべきか、どうすれば多くの人に楽しんでもらえるのか。小学校生活の最後に生徒だけではなく、親御さんにも楽しんでもらいたいとの気持ちがあっても、では具体的にどのような形で動いて、何をすれば良いのか。ご兄弟が居て、既に何度か経験がある親御さんがいると心強いのですが、ノウハウがない場合、謝恩会は何から手を出せば良いのかさえ分からないでしょう。そこで、小学校の謝恩会から出し物まで、どのような流れで決めるべきなのか。そして謝恩会の出し物で外さない企画もいくつかピックアップしてみるとしましょう。

謝恩会は自ずと雰囲気が作られる

まず、謝恩会はどのように運営されるのかという疑問からですが、こちらは先に挙げたように慣れている親御さんがいると、その集団が自発的に動いてくれますので安心なのですが、慣れている人が見当たらない場合、保護者会などで話合い、謝恩会をどのような形で運営するのかを話し合うと良いでしょう。

その際、一人での運営はとても難しいので仲の良い親御さんたちとまとまるなどするのが良いでしょう。ここで注意するのは、なるべく早めに動いた方が良い点です。場所の問題もありますし、各々の事情もあります。日程をどうするのかはとてもデリケートな問題です。進路が違う生徒もいるだけに、全員が同じタイムスケジュールではないのです。例えば私立の中学校に進む生徒の場合、思うように時間を確保出来ない可能性もありますので、小学生ではあっても誰もが同じタイムスケジュールではないと把握しておきましょう。

謝恩会の出し物は何が良いのか

謝恩会そのものの開催はもちろんですが、出し物で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。小学校生活の思い出にと様々な企画が浮かんでは消えてを繰り返しているかと思いますが、小学校の謝恩会の出し物ということで、いくつかポイントがあります。まず、全員で共有出来る点。特定の生徒や親御さんだけに分かるようなものですと、分からない人にとっては面白くもなんともありません。身内ネタに走らないよう、あくまでも全員に届くような出し物にすべきです。そしてなるべくお金をかけない点。お金がかかっても後で徴収すれば良いと考えるかもしれませんが、言い方は悪いですが「勝手に開催されてお金まで取られた」と思われてしまっては元も子もありません。なるべくお金をかけないよう工夫しましょう。

定番の「歌」

ではどのような出し物が良いのか。やはり定番は歌です。歌の良い所はお金がかからない点。そして皆で歌うことになりますので疎外感を覚える人間がいません。歌にも上手い下手がありますが、皆で歌いますので下手な人でも悪目立ちするようなことにはなりませんし、練習も一人で出来ます。全員での練習は必要最低限で、基本的には一人でも出来ます。また、選曲によっては子供たちもより興味を持ってくれますので、歌は謝恩会の出し物の定番です。

今の時代なら難しくないスライドショー

かつてスライドショーをと思ったら様々な設備を用意しなけらなりませんでした。ですが、今ではスマートフォンをプロジェクターを組み合わせればすぐにでもスライドショーが可能です。スライドショーの利点は親御さんが前面に出る必要がない点です。やはり親御さんでもステージに立って人前に出るのは恥ずかしいものでしょう。ですがスライドショーであれば誰も前面に出ません。小学校生活の写真を親御さんたちで持ち寄り、パソコンやタブレットで編集してプロジェクターで流す。プロジェクターではなくてもDVD等にすれば謝恩会会場にあるテレビでも見れます。また、DVDを全員に配布することも出来るなど、何かと便利です。

気を付ける点としては生徒たちの写真に偏りを出さない点です。理想を言えば全員がしっかりと平等に映るようなスライドショーにすることです。特定の生徒ばかりが目立つようなスライドショーになってしまうと映っている方は楽しいかもしれませんが、なかなか映らない生徒は次第につまらなくなってくるでしょう。一人一人よりも、何人かで写っている画像をピックアップすると作りやすいです。一昔前ですと動画の作成はとても手間がかかるものでしたが、今の時代であればスマートフォンさえあれば出来ると言っても過言ではありませんし、お金もかかりません。

シンプルに手紙の朗読

代表者に先生や生徒たちへのメッセージという形で手紙を読んでもらい、最後に先生にプレゼントする。これもシンプルで良いでしょう。お金がかかるのはプレゼント代程度になりますが、気を付けるのは代表者の選定とプレゼントです。代表者は前に出たい人や、あるいはPTAの会長など、出たくない人を出すようなことは控えましょう。そしてプレゼントも高価な物ではなく、気持ちの込めたものにすべきです。