テディベアの手入れの方法。ほこりやダニ対策は?
可愛いテディベアを飾っているうちに「手入れはどうしたら良いの?」「頻繁に掃除をしないとほこりやダニが発生するのでは?」と気になることはありませんか?
テディベアの種類はさまざまですが、ほんの少しの気配りで防虫対策やほこりを防ぐことが出来ます。
100年以上の歴史で愛され続けられているテディベア。そんな可愛いテディベアを、自宅にある物などで簡単にお手入れしてみましょう。
【テディベアの手入れ方法】
テディベアを飾る時に1番気をつけること、それは直射日光を避けた場所で飾ることです。
窓際で飾りっぱなしにすると直射日光で毛並みが変色します。
毛並みが変色すると元の色には戻りません。必ず直射日光は避けてください。
しかし飾っているうちに汚れが出てきます。そんな時は拭き洗いを行います。
拭き洗いの前にタグ表示を確認しましょう。
たまにテディベアの品質表示タグに洗濯機洗いOKの表示があります。
洗濯機へ入れてしまうと、毛並みの風合いやパーツが取れて変わってしまう場合が出てくるので表面拭き洗いが無難です。
①ぬるま湯にシャンプーやボディーソープを数滴垂らし泡立てます。
家庭用洗剤は成分が強力なので、シャンプーなどが良いでしょう。シャンプーは香りが良くなるのでお手入れも楽しくなります。
②次にタオルで泡を取り、テディベアの汚れを優しく拭き取ってください。
強い力で拭き取ると毛が抜けて毛質が変わります。優しく丁寧に拭き取りましょう。
③汚れが取れたら固く絞ったタオルを用意して、仕上げ拭きを行い乾燥させます。
汚れがひどい場合は上記の工程を2~3回してください。
乾燥する際は日が直接当たらない風通しの良い場所で行います。「早く乾かしたい!」と思い、ドライヤーを使うと毛並みのバランスが崩れるので注意しながら乾かしましょう。
【テディベアの手入れには定期的なブラッシングが大切!】
可愛いテディベアの劣化を防ぐには定期的なブラッシングが大切です。定期的にブラッシングすることでテディベアの「ふわふわした毛並み」や「ツヤ」が元に戻り愛くるしい表情になります。
市販のブラシよりもぬいぐるみ専用ブラシでのブラッシングをオススメします。定期的に優しくブラッシングすることによって愛着も湧いてきます。
特にモヘアのテディベアは念入りにブラシングしてあげてください。
モヘアは高級素材ですが、天然素材でもあります。防虫対策として丁寧にブラッシングをしましょう。
【ほこりやダニ対策は?】
まずテディベアにダニがついたら…と考える前に、ほこりが付着しない様に気をつけてあげてください。ダニはほこりがある箇所に集まります。
ブラッシングを定期的にすれば大抵のほこりが取れ、ダニ対策にもなります。
毛並みも元通りになり一石二鳥ですが、ほこり対策としてテディベアにお洋服を着せてあげることもオススメです。個性的で魅力的な可愛いテディベアに変身させましょう。
掃除機でほこりを取る方法もありますが、目のパーツや他部分のパーツが取れる可能性が出てきます。なるべくブラッシングでほこりを取ってください。
たまにテディベアの置き場所を変える事も対策の方法として良いでしょう。置き場所を変える時は軽く表面をトントンと叩いて風通しの良い場所に変える、お洋服を着させていたのであれば違うお洋服に着替えさせてあげる、といった「テディベア自身の気分転換」も大切です。
害虫予防としてビニール袋の中へ入れて密封した後、数時間冷凍庫の中へ入れる。という方法もありますが、あまりオススメはしません。冷凍庫へ入れることによって毛並みの風合いが変わり、パーツの破損の可能性も出てきます。また解凍時に結露が発生してカビの原因にもなります。
【保管時の注意点】
大切なテディベアはいつまでも清潔で安全に保管したい!と思う人も多いはずです。
段ボールの中にテディベアを入れっぱなしにすると、害虫やカビの原因になるので注意しましょう。ガラス棚やショーケースで保管する方法もあります。
もし箱に入れて保管する場合は必ず防虫剤を箱の中へ入れてください。
匂いがする防虫剤だとテディベアに匂いが移るので、無臭タイプの防虫剤を選びましょう。
箱での保管時は密閉されると湿度が上がります。カビの原因にもなるので防虫剤と除湿剤を入れましょう。
テディベアの手入れ方法では
- 直射日光を避ける
- テディベアにお洋服を着せたり置き場所を変えたりする
- 定期的なブラッシングをしながらほこり対策をする
- 高温・多湿な場所には保管しない
といった簡単な方法で綺麗且つ清潔になります。
ちょっとした気配りで大切なテディベアが清潔に保たれ、表情豊かなテディベアへ変身です。
自宅にあるテディベアの身だしなみを定期的にチェックして、「テディベア自身の気分転換」をしてあげましょう。きっと個性的で魅力溢れるテディベアに変身することでしょう。