卒業式直前でインフルエンザに。出席できるの?欠席する?
3月の卒業式の時期は、まだインフルエンが流行している最中です。
学校生活最後の行事である卒業式には絶対に参加したいですよね。
卒業式の練習も1ヶ月以上前から、練習してきたと思います。
しかし、インフルエンザにかかってしまった場合、原則として出席停止期間は学校に登校してはいけないことになっています。
先生や保護者の気持ちとしては、卒業式に参加してもらいたいところ。なによりも本人が一番出席をしたがっているでしょう。
この記事では、卒業式直前でインフルエンザにかかってしまった場合、出席はできるのか?についてお話していきます。
卒業式直前でインフルエンザになってしまった場合の出席停止期間は?
インフルエンザにかかってしまった場合、原則として、発症から5日が経過していること。熱が下がってから、48時間(2日間)が経過していること。この2つの条件を満たしていないと学校には登校出来ないことになっています。
感染の拡大を防ぐためにも、インフルエンザにかかってしまっときは、外出をするべきではないでしょう。
残念ながら、それは卒業式と重なってしまっても同じことがいえます。中学、高校にもよりますが、卒業後に受験を控えているひともたくさんいます。学校生活さいごの行事に参加したい気持ちはわかりますが、一緒にすごしてきた同級生の大事な時期にインフルエンザエオうつしてしまってはお互いに後悔がのこるだけです。
もし、インフルエンザに感染してしまって
①発症から5日が経過していない
②熱が下がってから48時間(2日)が経過していない
このような状態のときは卒業式は欠席するようにしましょう。
必ず卒業式に出席するために!事前にできるインフルエンザ予防方法
卒業式に出席するためにも、事前にできる予防方法はしっかりと行うようにしましょう。
インフルエンザを予防する基本的な方法をご紹介します。
インフルエンザワクチンの接種
誰もがまず思いつく予防方法として、インフルエンザワクチンの接種があるのではないでしょうか。
この方法が現在、もっとも効果のあるインフルエンザ予防方法だと言われています。
ただ、ワクチンが接種ごすぐに効果があるわけではありません。
個人で差は有りますが、インフルエンザワクチン接種後2週間程度で効果が出始めると言われています。
持続期間は接種後2週間から5ヶ月間程度といわれていますので、インフルエンザが流行する12月下旬より前には予防接種をうけておくといいでしょう。
人混みはさける
人混みが多ければ、それだけインフルエンザに感染するリスクは高まります。卒業生ということは、卒業後も受験や就職など、大切なことが多いと思われるので、可能なかぎり、人の多いところに出かけない方がいいでしょう。
手洗いやマスク
インフルエンザの予防には手洗いを徹底することがなによりも大切です。インフルエンザは手から体内に侵入することが多いと言われています。手は日頃から使うことが多く、いろいろなものを触った手で、目をこすったり、鼻や口に触れることで感染がしやすくなっています。
手洗いは日頃から意識しておくことができることなので、インフルエンザの予防のためにも徹底しておくことが大切です。
また、マスクも人のくしゃみや会話からの感染を防ぐのに役に立ちます。
卒業シーズンに差し掛かってきたらマスクを着用するようにしておいたほうがいいでしょう。
湿度の調整
乾燥した環境のなかに身をおいているとカラダの防御機能が低下するため、インフルエンザにかかりやすくなると言われています。
部屋に湿度を調整して50%~60%くらいの湿度を保つのがいいようです。
栄養バランスを考えた食事
カラダの免疫力がさがった状態はインフルエンザにかかりやすくなっています。
栄養バランスのとれた食事をとり、しっかりと休養をとりましょう。
おわりに
卒業式はインフルエンザが流行しているタイミングで行われます。
人生に一度きりの卒業式ですから、万全な体調で参加したいものですよね。
学校生活最後の卒業式を大切な思い出として残すためにも日頃からの体調管理はしっかりと行うようにしましょう。