卒業式を欠席すると卒業証書は受け取れる?受け取り方は?
多くの人にとって、一生の思い出に残る卒業式。数年間の学校生活を締めくくる最後の日でもあります。
とはいえ、なんらかの理由で、学校の卒業式に参加したくなかったり、参加できなかったりする人もなかにはいますよね。
今回は、卒業式は無理にでも参加した方がいいのか?もし卒業式に参加できなかった場合の卒業証書の受け取り方についてご紹介していきます。
卒業式は欠席しても卒業できる?
卒業式を欠席しても学校を卒業することはできます。
そもそも、卒業式は学校を卒業するための単位や出席日数を満たしている人が参加できる行事になります。
そのため単位や出席日数さえ、基準に満たしているのであれば、欠席してもなんの問題もありません。
卒業証書もなんらかの方法で受け取ることが可能でしょう。
欠席した場合の卒業証書授与式はどうなる?
学校によっては、ひとりひとり名前を呼ばれて、卒業証書を受け取りにいく行事があるかと思いますが、その場合、欠席した人の名前だけ呼ばれて、すぐに次の人の卒業証書授与がはじまります。
授与式で「◯さんは欠席です。」とよばれたり、名前を呼ばれず次の人に飛ばしたりすることはあまりないようです。
卒業証書の受け取り方は?
小学校、中学校で卒業式を欠席した場合は先生が渡しに来てくれることも
体調不良や家庭の事情など、何らかの理由で卒業式を欠席することになった場合どのような卒業証書の受け取り方があるのでしょうか。
基本的には、卒業式の後日に自分で学校に取りに行ったほうがいいのでしょうが、そもそも学校に行きたくなくて、卒業式を欠席したという人もいるでしょう。
その場合、保護者が、後日卒業証書を受け取りに行く方法が考えられます。
学校によっては、担任の先生が家まで卒業証書をもってきてくれるということもあるでしょう。
小学校、中学校は、比較的生徒の家が学校から近いことが多いので、担任の先生、あるいは友達が届けてくれることもあるようです。
高校で卒業式を欠席した場合は自分で取りに行く
小学校、中学校と違い、高校は遠方からの生徒も多く通学しているため、先生が届けに来てくれるということはないでしょう。
卒業証書をもらいに後日、高校に取りに行く必要があります。
ただ、学校によっては遠方から通ってくる生徒もいるということを考慮して、郵送で卒業証書を送ってくれる場合もあるようです。
そのためもし、卒業式を欠席することがあらかじめわかっている場合、あるいは欠席してしまった場合は担任の先生と相談して卒業証書や卒業記念品の受け取り方を決めておくとよいでしょう。
郵送もしてもらえず、自分で受取にもいけないようなら、友達に届けてもらうか親にお願いするしかなさそうです。
大学で卒業式を欠席した場合は自分で取りに行く
大学の卒業式を欠席する人は、全体の約1割程度いるそうです。
また卒業生の出身地がばらばらなので、保護者の出席率も小学校、中学校、高校とくらべると低下します。
卒業式を欠席する理由としては、会社の研修や、就職先が他県にあるため既に引っ越しているなど、様々な理由で欠席をしている人が多いですね。
大学の卒業証書の受け取り方ですが、中学や高校と違い、学生証と交換であったり、受け取るのに身分証明が必要な場合があります。そのため、基本的には、自分の足で取りにいかなければなりません。
ただ、就職先の関係ですでに引っ越しをしている場合など、なかなか取りにいくことが難しい場合もあるでしょう。
その場合、大学側から郵送してもらえる場合もあります。
自分でとりに行く前に郵送してもらえるかどうか、確認しておくといいですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
人それぞれ様々な思いをもって参加する卒業式ですが、なかには、なんらかの理由で出席することが出来ないという人もいるでしょう。
とはいえ、人生の中でも、その学校の卒業式に卒業生として参加することは一度きりしかありません。
可能なかぎり、卒業式当日に卒業証書を受け取れると、スッキリした気持ちで新たな生活を迎えることができるのではないでしょうか?