誰でも簡単にできる!ぬいぐるみのお手入れ方法まとめ

ぬいぐるみは大きくてふわふわしていて、抱っこしているだけでも癒やされますよね。
特に小さいお子様はテディベアを肌身離さず抱きしめます。
でもそのぬいぐるみ。
実はほこりやダニが付着しているかも。

お部屋に飾って置くだけでも、ぬいぐるみには自然とほこりとダニは付着します。
ぬいぐるみはそのかわいいルックスに目が行き、ついお手入れやクリーニングを忘れてしまいがちです。

実はぬいぐるみは自宅で簡単に洗うことが出来ます。
また普段のお手入れもちょっとしたことで、きれいにキープする事ができます。
かわいいぬいぐるみは愛情を込めて清潔に保つようにしましょう。

 

【ぬいぐるみの洗い方】

ぬいぐるみはいろんな種類の素材でできています。
ウールやポリエステル、綿やニットなど、ぬいぐるみの雰囲気に合わせて様々です。
ぬいぐるみには必ず絵表示がついています。そこにそのぬいぐるみの素材が記されていますので確認しましょう。
大きく分けて水洗いできる物と、できない物があります。

ぬいぐるみの絵表示が「水洗可」という表示になってる場合。これらは自宅で洗うことが出来ます。
表地がアクリル起毛、フェルトで中身がポリエステル面の場合は自宅で洗えます。

ぬいぐるみは外側と中身の素材が違いますが、丸洗い出来ます。自宅で洗うには、中性ホームクリーニング洗剤を使います。テレビコマーシャルでおなじみの「エマール」はフローラル系の爽やかな香りでふわっと仕上がるので人気です。

洗う前に、リボンやレースなどの付属品が付いていたら外しておきましょう。
ぬいぐるみを汚れのひどい部分を中心に直に付けていきます。食べ物や飲み物のシミがある場合はエマールを多めに浸すようにつけて、その後叩くように馴染ませます。

ぬいぐるみの全体にエマールが染み渡ったら、大きめのネットに入れます。これで自宅クリーニングの準備はオッケーです。あとは洗濯機で洗います。その際手洗いウールコースまたはドライマーク専用コースを選択しましょう。

洗濯機の中にネットにいれたぬいぐるみを入れますが、ここでポイント。ぬいぐるみだけより、一緒にバスタオルなど他にも入れると洗っている間にガタガタ音がしません。

洗濯のあとは脱水ですが、脱水はやり過ぎると固くなりますので、あまり回さないようにしましょう。また最後にハミングなどの柔軟剤を入れると、肌触りが柔らかに仕上がります。

脱水まで終わったら、風通しの良いところで干しましょう。出来れば吊るし干しが良いですが、乾いたタオルの上に置いて干しても大丈夫です。ポイントは中が乾くまで干す事です。ぬいぐるみは中身が乾きにくいです。湿ったままだと、匂いの原因にもなります。

また毛足が長いぬいぐるみは完全に乾く前にブラシを使って毛並みを整えると乾いたときにきれいに仕上がります。

 

【水洗い不可のぬいぐるみの洗い方】

続いては絵表示が「水洗い不可」のぬいぐるみです。
ウール(毛)や革素材人口皮革といった素材のぬいぐるみ。 
またビーズや特殊な装飾品がついたものは水洗い不可です。
アンティークや特殊素材のものはクリーニング店にお任せしましょう。

洗濯機で洗えなくても、自宅でクリーニングできます。
洗う前に、リボンやレースなどの付属品が付いていたら外しておきましょう。

そしてホコリをブラシなどではらいます。そのあとホームクリーニング用洗剤のエマールを濃い濃度に溶かします。それを浸したスポンジを使って洗って行きます。

まずは汚れがひどい部分に軽く叩くようにして汚れを取ります。汚れが取れるまで、スポンジで叩いて落としていきます。特に飲み物や飲み物は染み込んでいるので、スポンジにも洗剤を多めにつけて、取っていきます。

なかなか取れない頑固な汚れは歯ブラシを使うとよく取れます。コップに水を入れて濃い目の洗剤液を作ります。その洗剤液で歯ブラシを使い、こすりながら落としていきます。この際素材を傷つけないようにゆっくり落としていきます。

そしてぬいぐるみ全体にもスポンジを使って洗いましょう。この際ぬいぐるみの中身まで洗剤液が染み込まないように、分量を気をつけましょう。全体に洗剤が行き渡ったら、今度は水拭きしていきます。固く絞ったタオルで洗剤分を取っていきます。水が足りなかったらタオルを絞り直して、取っていきます。

 

【ぬいぐるみの手入れの方法】

ぬいぐるみは部屋に置いて置くだけでホコリやダニが付きやすいです。ぬいぐるみを洗ったあとはファブリーズなどで汚れを付きにくくしましょう。あとはこまめに洗うことです。特に小さなお子様が外出中に持っていくと、地面に落としたり、汚れた手で触るために、雑菌もつきやすくなります。

洗うタイミングは汚れの程度によりますが、汚れが気になったら、洗うようにしましょう。
また外出中はぬいぐるみが入るくらいの大きなバッグにいれておくのも良いです。お子様がベビーベッドで寝ているときはぬいぐるみをバッグにいれて置くと下に落とさなくて済みます。

【ぬいぐるみのダニやカビ対策は?】

季節に合わせてぬいぐるみを置く場所を気をつけましょう。
特に夏は気温と湿度が高くダニやカビが発生しやすいです。
水回りの近くはダニやカビが発生しやすいので、なるべく風通しがよく、乾燥した場所にぬいぐるみを置くようにしましょう。

またずっと押入れやクローゼットにいれておくのも、カビが生えやすいです。お部屋に飾らなくても時々、ぬいぐるみを洗ってあげて、完全に乾かしてから収納してあげましょう。

 

【ぬいぐるみの毛玉をキレイにする方法】

毛足が長いぬいぐるみや毛玉があるぬいぐるみはブラシを使ってお手入れしましょう。ブラシがあると、ぬいぐるみについたホコリが取れる上に、毛並みをきれいにするので、一石二鳥です。
いつもお気に入りのぬいぐるみにはブラッシングしてあげると、毛並みをきれいに保つことが出来ます。

 

【保管時の注意点】

お部屋に飾らなくなったぬいぐるみは押入れやクローゼットに保管しますが、その際、なるべくダニやカビがつかないように工夫します。保管するまえには、必ずぬいぐるみを洗います。

絵表示で水洗いできるか出来ないかを見分けて洗います。そしてぬいぐるみの中身まで完全に乾かします。ぬいぐるみは完全に乾かすには1日以上かかりますので、しっかり乾かしましょう。

完全に乾いたら、ファブリーズをかけます。そして、湿度や温度が高くない場所で保管します。水回りの近くはカビやダニが発生しやすいので避けましょう。
かわいいぬいぐるみはお手入れも保管するときも愛情を込めて正しく扱いましょう。