不要な洋服をリメイク!おしゃれ小物の作り方
最近はハンドメイドがブームです。インスタグラムやツイッターには毎日たくさんのハンドメイドの作品が投稿されています。中にはハンドメイドの趣味が講じて、ハンドメイド作品のオンラインショップを出品している方も多い見かけます。
そんなハンドメイドを簡単に作るホームページが人気です。
家にもう着なくなった洋服が結構ありませんか?
またはサイズオーバーして着られなくなった子供服が溜まっていませんか?
そんなもう不要な洋服を全く新しい小物に作り直せたら楽しいと思いませんか?
今回はそんな不要な洋服を使っておしゃれな小物に変身させる「リメイク方法」をお届け致します。
〈不要な洋服が可愛い巾着袋に大変身!〉
洋服をリメイクするのは型紙無しで簡単に出来るんです。
今回は家にある不要なTシャツを使った巾着袋の作り方をご紹介しましょう。
巾着袋は収納や小分けをするのにとても便利な袋です。
アメやガムなどのお菓子を入れたり、メイク用品を入れたり。また常備薬や生理用品をいれるのにも便利です。
巾着袋を作るには、柔らか素材より硬め素材が適しています。
ヨレヨレの柔らかいTシャツよりも厚めの素材がおすすめです。
それでは早速、必要な材料と作り方をご紹介しましょう。
〈巾着袋をリメイクするのに必要な物〉
- 家にあるTシャツ
- 紐は安いもので大丈夫です。
推定所要時間はミシンを使うと約30分~45分です。
手縫いすると約1時間から2時間かかります。
簡単でオリジナルの可愛い巾着袋をリメイクしましょう。
1〈Tシャツのシワを伸ばします〉
まずはTシャツを平らな場所広げて置きます。
シワを伸ばして真っ直ぐにします。
2〈袖・両脇・襟・裾を切る〉
ハサミで袖・両脇・襟・裾を切り落とします。
Tシャツはハサミでザクザク切ってもほつれませんので、大丈夫です。
真ん中のデザインがある部分が巾着袋になります。
柄やデザインに合わせてバランスを見ながらザックリと切っていきます。
切り落とす裾の長さ(幅)は作りたい巾着袋のサイズに合わせて調整します。
3〈あきどまりの位置を決める〉
上から紐が通るあたりまでがあき口です。
そしてあき口が終わるあたりがあきどまりになります。なので、あき口が終わる「あきどまりポイント」を決めます。
生地を中表(表面が内側)に合わせるあきどまりの位置を決めて印をつけます。
今回は両側から紐が出る巾着なので左右どちらにも「あきどまり印」をつけることになります。
ここで注意したい点がTシャツの絵柄の位置です。
ロゴ入りや絵柄が入っている場合は中途半端な位置で切れてしまわないように「あきどまりポイント」を決める必要があります。
Tシャツはデザインが大体真ん中にあるのであきどまりの位置が上から8cmくらいになります。
デザインが上の方にある場合はあきどまりの位置が4cmくらいの短めになります。
無地やボーダー柄Tシャツなどは特に気にする必要はないので上から5cm~8cm前後のところに印をつけるとちょうどいい感じになると思います。
最近は100円ショップで水に溶けるチャコペンが売っています。出来上がった後に洗濯で消えるのでとても便利です。
4〈両脇・底を縫います。〉
0.5cm~1.5cmくらい内側両脇・底の合計3辺を縫います。
両脇は前ステップで印をつけた「あきどまりポイント」まで縫います。
5〈 あきどまりの処理〉
アイロンで両脇の縫い代をしっかり開きます。
コの字の長い辺を縫いつけます。
あきどまりまできたら方向転換コの字の一番短い辺を縫います。
また方向転換残りのコの字の長い辺を縫います。
6〈紐の通し口を作る〉
アイロンで折り目をつけながら「あきどまりポイント」まで三つ折りします。
今回は「あきどまりポイント」が上から4cmと短くなる場合は、三つ折りではなく二つ折りでも大丈夫です。
でもTシャツなので切りっぱなしでもほつれる心配がありません。
7〈 紐の通し口を縫う〉
前ステップで三つ折り(または二つ折り)した部分をダーッと直線縫いしていきます。
これで紐通し口の完成です。
8〈紐を通します〉
紐の長さは「巾着袋の横幅 x 2 + 念のため2~4cm(=横幅の2倍の長さに念のため2~4cmをプラスしてカット)」または「巾着袋の横幅 x 3」くらいで計算するとちょうどいい感じになります。
今回は両側から紐が出るタイプの巾着なので2本準備します。
ある程度紐の長さに余裕がある場合、切らずにそのまま使う方が計算する手間が省けるので楽です。
〈紐を通す手順〉
生地を表に返す安全ピンなどを紐の先につける片側から紐が出るようにクルッと一周出てきた2本を一緒に結ぶ反対側から紐がまたクルッと1周出てきた2本を一緒に結びます。
またはいらないTシャツから紐を作ってみても出来ます。
Tシャツを約2~4cm幅で切るクルクルするまで両端を引っ張って伸ばす縫い目の部分を切る(長さが足りない場合はそのままでもOK)簡単なので作り置きしておくと便利です。
紐を通したら巾着袋の出来上がりです。
大人サイズを子どもサイズにリメイクしたTシャツを子供用の巾着に再リメイクも出来ちゃいます。
続いては不要なTシャツを使って
エコバッグを作る方法をご紹介しましょう。
〈不要なTシャツをエコバッグにリメイクする方法〉
用意するものは、家にある不要なTシャツ。
推定所要時間はミシンで約30分から1時間です。手縫いの場合は約2時間から3時間です。
適当にやってもそれなりの形になる簡単リメイク方法です。
1〈持ち手として使う部分を切る〉
Tシャツ全体のシワを伸ばした後、8cm~10cmくらいの幅で裾を切ります。
2〈袖・両脇を切ります〉
袖も両脇もバッサリと切ります。
3〈襟ぐりを切る〉
これでバッグ本体になる部分と持ち手になる部分ができました。
4〈両端・底を縫います〉
バッグ本体生地を中表(表面を内側)に合わせる両端と底の3辺を縫う端を切って整えます。
底は強度を増すために1~3往復するのがおすすめです。
5〈マチを作ります〉
マチありでも、マチなしでも出来ます。まずは一旦表に返して絵柄と生地のバランスを確認。
今回は6cmくらいの三角マチを作ります。
線を引く(6cm)線の上を縫う三角を切ります。これでマチが出来ました。
6〈バッグ上側を三つ折りにします〉
ここでアイロンを使います。
バッグの上側(持ち手をつける部分)を1回目は2cmくらいに折ってアイロン、2回目はまた2cmくらいに折ってアイロンみたいな感じでグルッと三つ折りしてマチ針でとめます。
7〈持ち手を作ります〉
ステップ1で準備しておいたTシャツの裾の両端を切って持ち手用の生地を2枚にします。
上下の縫い代1cm~1.5cmくらいを内側に折り込みます。
中心から半分に折って重ねた部分を縫い合わせたら持ち手の完成。持ち手の幅は約2cm~3cm。曲がっていても大丈夫です。
8〈持ち手をつけます〉
三つ折りしたバッグの上側に持ち手をつけてグルッと縫います。
持ち手をはさみ込むはさみ込んだ持ち手を上に持ち上げるマチ針またはクリップでとめる三つ折りした部分をグルッと縫います。
まだ持ち手がグラグラしているので、持ち手幅に合わせてササッと縫って固定します。もう1回グルッと全体を縫った方がキレイに仕上がります。
いかがでしたか?
ぜひ不要なTシャツを可愛い巾着袋やエコバッグに変身させて、楽しみましょう!