卒業式の告白は当日か卒業前ならどちらがいい？メリット・デメリットは ？

卒業シーズンがやってきました。
卒業して、好きな人と離ればなれになってしまう前に告白をして思いを伝える計画をたてている人もいるのではないでしょうか。
告白できずに卒業してしまい、もう会えることもなくなってしまった。と後で後悔する前に、心の準備はしておきたいものです。

そこで今回は卒業式での告白は当日か卒業前ならどちらがよいのか。メリット・デメリットについてお話したいと思います。

 

卒業のタイミングで告白する人って多いの？

そもそも卒業式のタイミングで告白をする人は多いのでしょうか？
よく物語などで卒業式のタイミングでの告白が描かれていますが、実際は卒業式当日に告白する人は、少ないようです。当日は、学校最後の日とあって気持ちが盛り上がっている人も多く、友達の写真撮影や告白する時のまわりの目もあり、なかなか告白するタイミングがつかめず終わってしまった、という方も多いといいます。

卒業式当日ではなく、卒業式前後の比較的二人でおちついた雰囲気になれるタイミングで告白する人が多いようです。

 

卒業式当日に告白するメリット

次の日から学校がないため、告白の結果がどうであれ気まずさがない

卒業式当日に告白すると、結果にかかわらず次の日から学校はありません。

たとえフラられてしまったとしても、学校に通っていた頃のような頻繁に会うということはなくなるので、気まずさを味わうことは少なくなります。
今までフラれてしまった後のことを考えて告白するのをためらっていた人にとっては、卒業式当日は告白する勇気を与えてくれる絶好のタイミングと言えるでしょう。

 

学校生活最後の日なので、同級生に知られることが少ない。

学校生活をおくっているとよく、同級生の告白の噂がながれてはきませんでしたか。
告白が成功したならいいものの、フラれた噂話が広まっていくのは、なんだかクラスに居づらくなってしまいますよね。

卒業式は学校最後の日なので、その後学校の同級生で集まって会話をする機会は減っていきます。
卒業式当日に告白をすることで、あなたが好きな子に告白した噂が広まってしまうことは少なくなるでしょう。

告白に成功して、付き合い始めた事を周りに知られたくない人も同様に、卒業式当日に告白することで、周りに知られてしまう確率は少なくなると言えますね。

 

卒業式当日に告白するデメリット

卒業式は予定が多く、告白するタイミングを掴みにくい

卒業式当日は、卒業式以外にも、先生へのサプライズや、友達との記念写真の撮影、打ち上げなど、いつもよりバタバタしていることが多いといえます。そのため告白するタイミングがつかみにくかったという声も多いです。

告白は2人で落ち着いた雰囲気の中でしたいもの。
卒業式当日に、二人きりになれそうな時間がはっきりと決まっていないのであれば、卒業式前後で告白する可能性も頭に入れておいたほうがいいでしょう。

 

お互いの環境が変わり、自然消滅の可能性が高くなる

学校卒業後はお互いの環境も変わり、会える時間も少なくなってきます。
今までは毎日のように会っていた好きな人でも、お互いに環境が変わることで、すれ違いが多くなることもあります。

なかには新しい生活に変わり、新たに好きな人ができてしまったという人もいるようです。
たとえ卒業式当日に告白に成功したとしても、その後の二人の環境が大きく変わってしまうことは頭に入れておかなければいけませんね。

 

卒業式前に告白するメリット

二人きりになるタイミングを作りやすい

卒業式当日は、バタバタしていることもあり、なかなか二人きりになれるタイミングをつかむことができないかもしれません。
卒業式前日ならば、比較的時間に余裕もあり、落ち着いた雰囲気の中で二人きりになるタイミングをつくりやすいと言えるでしょう。

卒業式当日に告白しようと決めいていて、いざ当日になってタイミングがなく告白できずに後悔することのないように、卒業前に告白することも考えておいたほうがいいでしょう。

 

卒業前の寂しい気持ちを有効活用できる。

卒業が近づくにつれて、名残惜しさや、寂しい気持ちは感じやすいもの。寂しさを感じている時は人の温もりを感じたくなっているタイミングとも言えますから、寂しさが高まっている卒業前に告白をすることで、告白の成功率を高めることができるでしょう。

卒業式当日は、行事や、打ち上げなどで気持ちが盛り上がっていることも多いので、寂しさを感じるのは卒業式の次の日からでしょう。卒業式の次の日に二人であえるタイミングがつくれそうなら、卒業後に告白をしてもいいかもしれませんね。

 

スッキリした気持ちで卒業式を迎えることが出来る。

卒業式当日に告白をしようとすると、その日一日は告白のことばかり頭をめぐって卒業式やその後の友達との写真撮影などに集中できなくなってしまいます。人生に一度きりしかない卒業式ですから、好きな人のことだけではなく、友達やお世話になった先生に対しても大切にしたい時間です。

卒業前にあらかじめ好きな人に告白をしておくことで、結果はどうであれすっきりした気持ちで卒業式を迎えることができるでしょう。

 

卒業前に告白するデメリット

フラれてしまうと気まずくなってしまう可能性がある

卒業前に告白をするということは、次の日も通常通り学校があります。
もしフラれてしまったとしても卒業式当日と違い、その後も好きな人と関わることになるので気まずくなってしまう可能性があります。

告白に成功した場合残りの学校生活は幸せでいっぱいになりますが、人によってはフラれた場合に気まずくなってしまう可能性もあるということは、頭に入れておいた方だいいでしょう。

 

卒業式当日とくらべて、相手の印象に残りにくい。

卒業式当日の告白は漫画やアニメ、ドラマなどの物語でよく定番のシーンとして出てきますよね。
卒業式という大きなイベントの中で告白をすることで、相手の記憶にあなたのことをより印象づけることができるでしょう。
もちろん卒業前に告白をしても印象には残りますが、卒業式当日の告白と比べるとインパクトに欠けるのは確かですね。

 

おわりに

告白はとても勇気の必要な行為です。
卒業前、当日の告白について話してきましたが、なによりも大切なのは、しっかりと相手に思いを伝えることです。

結果はどうであれ、勇気をだして告白が出来る人と出来ない人では、今後の人生の楽しさも大きく変わってくることでしょう。
告白できずに後悔することのないように、卒業シーズンという絶好のタイミングで、おもいきって好きな人に思いをつたえてみてはいかがでしょうか。