卒業祝いと入学祝いは一緒に贈ってもいいの?

卒業式のシーズンになりました。卒業式が終われば入学式という人も多いですね。そうなると卒業祝いと入学祝をどうすればいいのかということで悩む人もいるのではないでしょうか。1ヶ月たつかたたないうちに、たて続けて卒業式と入学式があるのなら、お祝いを合わせて贈りたいという人もいるのではないでしょうか。そこで、卒業祝いと入学祝いの贈り方について紹介します。

 

卒業祝いと入学祝いを贈る時期について

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卒業式は3月中に行われることが多く、入学式は4月の1週目が多いです。この約1ヶ月の間でお祝いをどのタイミングで贈ればいいのかというのは悩むところといえます。卒業祝いに関しては、大体3月15日までには贈るようにするといわれています。卒業後1週間以内には贈るといいでしょう。

そして、入学祝いは4月の入学式の1週間前までと考えられます。しかしあまりにも早いと、高校生や大学生などは浪人などもあり得ますので、早すぎるとよくありませんし、遅すぎるのも失礼に当たります。小学生や中学生に贈る場合も、早すぎるのも遅すぎるのもよくないといえます。

基本的には、入学式の前に渡すのがマナーと考えられていて、だいたい2週間から3週間前までに渡すといいといわれています。もし忘れていて遅れた場合や、直接会って渡したくて都合がつかなかった場合は、入学式後でも構わないそうです。包んで渡すのがマナーですが、金額が3万円以下という場合な、蝶結びやのしが印刷されたものが適当でしょう。

 

卒業祝いと入学祝はいっしょにできる?

卒業祝いと入学祝いは、贈る時期が大体いっしょといえます。また、卒業祝いと入学祝いを別々に贈るの?と考えてしまいますが、じつは卒業祝いは優先するべきものではないと考えられています。

つまり、お祝いに関しては、入学祝いの方が卒業祝いよりも優先的だといえるのです。もし入学祝いがない場合は卒業祝いを贈るのがいいのですが、入学式が予定されている場合は、入学祝いとして卒業祝いを兼ねて送ってもいいのです。

封筒には「入学祝い」と書いてもいいですし、「卒業祝いと入学祝いを兼ねて」と書いてもいいのです。入学祝いを優先的に書きましょう。

 

卒業祝いと入学祝いを兼ねた場合の金額の目安

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金額は卒業祝いと入学祝いを兼ねているので多めになるということはありません。大体の相場は決まっています。卒業祝いと入学祝いの金額は、入学祝いの金額と考えて差し支えありません。

入学祝いの相場は、5000円から1万円です。5000円を贈るか、1万円を贈るかは子どもの年齢などによって変わってきますが、金額は1万円くらいが多く、5000円や2万円という人もいるようです。相手の年齢や親しさで適宜考えればいいようです。

贈る場合は現金を贈る場合もあれば、小学校などの場合には図書券などで贈る場合もあるといえ、お祝いは気持ちですので、何を贈るかなどの具体的なケースは贈る人によってまちまちです。中学生や高校生ともなると好みやこだわりもあり、筆記用具一つを選ぶのも難しいため、現金の方が喜ばれると考える人もいるようです。

卒業祝いと入学祝いを兼ねているといっても、ほとんどの意味合いは入学祝いとされていますので、金額も合算されるというよりは入学祝いの金額のみといわれます。

 

熨斗袋について

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お祝いを包む熨斗袋は、結婚式などの時と異なり、封筒にあらかじめ印刷されているもので大丈夫です。しかし、どうしても手書きでよいものに包んで渡したいといった場合はそれで構いません。気持ちが伝わればいいといえます。

熨斗袋には新札を入れるのがマナーです。新札は銀行などで交換してもらえます。またATMを使用して、新札が出るまで引出しと預入を行うという方法もあります。結婚式などを行っているホテルでの両替サービスを利用する方法もあります。また、自宅で比較的きれいなお札をアイロンなどで引きのばすという方法などもあります。

 

まとめ

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卒業式のシーズンになりました。卒業式が終わればすぐに入学式と続くという人もおり、そうなると卒業祝いと入学祝をどうすればいいのかということで悩む人もいるでしょう。1ヶ月たつかたたないうちに、たて続けて卒業式と入学式がある場合、入学祝いに合わせて贈ることができます。

基本的には、入学式の前に渡すのがマナーと考えられおり、入学式の2週間から3週間前までに渡すといいといわれています。直接会って渡したくて都合がつかなかった場合などは、入学式後でも構わないそうです。

入学祝いの相場は、5000円から1万円といわれ、1万円を渡す人が多いようです。何を贈るかなどの具体的なケースは贈る人によってまちまちと考えられ、中学生や高校生なら好みやこだわりもありますので、現金の方が喜ばれると考える人もいるようです。そして、現金を贈る場合は、新札を熨斗袋に入れて渡すようにしましょう。

 

 

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