卒業式での花粉症対策は?原因となる植物は何?

卒業式の時期がやってきましたが、同時に花粉症がひどくなる季節でもあります。

学校生活の中で最も大きな行事といってもいい卒業式に、鼻がじゅるじゅるの状態で参加するのは嫌ですよね。。
せめて卒業式の最中だけでも花粉症の症状を抑えたいものです。

そこで今回は、花粉の悲惨シーズンの真っ只中に行われる卒業式までに、心がけておきたい花粉症対策についてまとめてみました。

 

卒業式シーズンの花粉症の原因植物は?

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日本にある植物の中で、花粉症の原因とされている植物は、約60種類といわれています。
その中でも、卒業式が行われることの多い3月に花粉を飛ばす主な植物はスギとヒノキでしょう

スギは2月~4月に花粉量が多く、ヒノキは3月~5月に花粉量が増えます。
本州、四国、九州の野山や森林に生えていて、花粉の飛散距離もながいので、ただ、近寄らなければ花粉の被害を受けなという訳ではありません。

スギとヒノキ両方の花粉症をもっている人にとっては両方の花粉の飛散時期がかさなる3月は、一番花粉に悩まされる月になりかねません。

 

日常の花粉症対策は?

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花粉症持ちの人は、症状の悪化を防ぐためにも、花粉とできるかぎり接触しないようにする意識をもつことがなによりも大切です。
とはいっても、対策の仕方をしらない限り、気づかないうちに花粉が大量にカラダに接触していたということになりかねません。
そこで日常生活のなかで意識できる、花粉症の対策についてみていきましょう。

外出時の花粉症対策

外出時の花粉症対策てもっとも大切なことは、マスクの着用でしょう。
あたりまえのことだと思ったかもしれませんが、マスクは正しい状態で着用しないとほとんど効果がありません。

  • 顔のサイズに合わせたマスクを着用している。
  • 鼻の部分に隙間をあけない。
  • 顎の下まで覆われている。
  • 顔の輪郭にあわせた造りになっている。

これらの条件がそろってこそ、マスクの効果は期待できます。
もし現在お持ちのマスクがこれらの条件にあてはまらない造りになっているのなら、自分の顔の輪郭にあわせたマスクを選ぶようにしてください。

その他の外出時の花粉症対策としては、

  • メガネの着用。
  • 花粉の付着しづらい、つやつやとした素材の服を着ていく。
  • 花粉の飛散量が多い晴れた日、風の強いはできるだけ外出を控える。

などがあげられます。

帰宅時の花粉症対策

外から家の中に花粉をもちこまないためにも、帰宅時の花粉症対策は大切なことです。
家の中へ入る前に、手で洋服についた花粉をはたき落としましょう。
身につけている、マフラーや帽子なども、一度手にもちはらったりふったりして、付着している花粉をはらいおとしてください。その後、玄関にはいったらコロコロで、払い落としきれてない付着した花粉を剥ぎ取れば帰宅時の花粉症対策はばっちりです。

最後に手洗いうがいをし、カラダについた花粉症を洗い流しましょう。

家の中での花粉症対策

意外と見落としがちなのが、家の中での花粉症対策です。

  • 花粉のひどい季節は、洗濯物を部屋干しする。布団など外に干した場合は必ず部屋の中に入れる前に叩いて花粉を落とす。
  • 定期的に部屋の掃除をする。
  • 花粉量の多い、晴れた日や風の強い日は、可能な限り窓やドアを閉めておく。

などがあげられます。

 

卒業式での花粉症対策。

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これまで、日常生活において心がけておくべき、花粉症対策についてご紹介してきました。
日頃から前述した花粉症対策を意識しておくだけでも、花粉ピーク時の症状の悪化を抑えてくれます

とはいえ、いくら日常生活で花粉と接触しないように心がけていても、卒業式で花粉の症状がでないとはかぎりません。
卒業式での花粉症対策はあるのでしょうか。

マスクと眼鏡の着用

花粉症で簡単にできて、一番効果的といわれている対策は、マスクとめがねの着用です。

卒業式なので、ひょっとするとマスクを禁止している学校もあるかもしれませんが、マスクを着用できる時は必ず着けておくようにしましょう。

マスク以外の花粉症対策

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とはいえ、学校生活最後の卒業式をマスク姿で参加するのは抵抗があるという人もいるのではないでしょうか?

花粉症対策は、人によって症状が異なるため、自分にあった治療法をみつけることがなによりも大切です。
卒業式まえの花粉の症状があっかする前に、お医者さんに診てもらうことをおすすめします。

現在、花粉症の治療薬として、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン薬などがありますが、症状を自分で判断して薬局で購入することはあまりおすすめできません。
花粉症だとおもっていたが、お医者さんに診てもらうと、違うアレルギーだったという人も多いようです。

まずは診療科の先生に診てもらい、自分にあった薬で治療していくことが大切でしょう。
花粉症は症状がでる前から薬による治療を行っていると、花粉症の悪化を遅らせ、症状を軽減することができると言われています。可能なかぎり、早めの花粉症対策ができるといいですね。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか

卒業式での花粉症対策についてみてきましたが、日常で心がけておくことに加えて、自分にあった花粉症治療をしていくことがなによりも大切です。

卒業式で鼻ぐじゅぐじゅ、目はかゆいという状態にならないためにも、はやめの花粉症対策をおすすめします。

 

 

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