アイロンいらず!制服のしわを綺麗にのばす方法とは?
毎日子どもが着ている制服。もしかして1日10時間以上着ているかも知れない制服ってしわや汚れが多いもの。
そう知りつつも、クリーニングに出す時間もないのが実情では。
そんな制服のしわや汚れ、家庭でケア出来る方法があるんです。
今回は、意外と知らない、イマドキの制服のケアの方法を探ってみました。
いつの間にかついた制服のしわ、アイロンかけずになんとかしたいとき
制服も毎日アイロンかければ良いことはわかっているけれど、めんどくさいし時間もない。
でも見るたびにヘタってくるし、「このままじゃ子どもが可哀想かしら?」
そんなご家庭への手っ取り早いお助けグッズに「しわ取りスプレー」があるのです。
しわ取りスプレーは文字取りしわを取ることを目的としています。
使う際は、まず最初に生地の目立たない部分に軽くスプレーし、変色や医女油がないことを確かめてから、しわを取りたい部分に約20cmほど離した位置から、しわの部分がしっとり濡れる程度に吹き付けた後、乾燥させましょう。
各種メーカーで取り扱っている便利なしわ取りスプレーですが、しわ取りスプレーには乾かす時間が必要です。
さらにそれぞれの効果や特徴があるので、注意書きをよく読んでから使いましょう。
制服のしわだけじゃない!汚れも気になる!
子どもが普段着ているジャージは毎日お洗濯するのに、制服はそんなわけにはいきません…。
本当は制服ってかなり汚れているはず…。そうお気づきのご家庭は多いようです。
座りじわも増えて、なんだか臭う…普段は消臭スプレーでごまかしているけれど、なんとかしたい!
実は制服はご家庭でのお洗濯でのお手入れが可能なのです。
ひと昔前とは違い、形状記憶に優れた現在の制服は洗い方に気をつけるだけでご家庭の洗濯機で洗うことが出来ます。
そもそも、イマドキのお子さんが雨に濡れて帰ってきて、制服を干すためにハンガーにきちんと吊るした翌日、型くずれしているでしょうか?
そうです、今の制服は、濡れてもその後の処理をきちんとすれば、しわや型崩れも取り除くことが出来るのです。
しわも取れる、制服を洗う手順
①取扱表示のタグを確認
表示に手洗いマークや洗濯機マークがあれば、水洗いOKです。
その際の洗剤は、繊維にやさしい「おしゃれ着用洗剤」など、中性洗剤を使いましょう。
※普段使っている洗濯洗剤はアルカリ性です
②汚れている箇所に、前処理を
ダークな色の制服は汚れが目立ちにくいものですが、
- エリには頑固な皮脂汚れ
- 袖口にはさらにえんピツ汚れ
- スカートやズボンの裾にはプラス泥汚れ
などがついています。
そのような部分には、洗濯機の水量の範囲内の洗剤の原液をつけて、不要になった歯ブラシなどでこすっておきましょう。
ウタマロ石鹸などの固形石鹸で前処理するのもオススメです。
③洗濯ネットに入れる
制服を洗うときには必ず洗濯ネットに入れましょう。
これは、洗っている最中のよれやしわをできるだけ抑えるためです。
上着はボタンを外し、袖を前身頃の上にたたみます。スカートはひだにしわがつかないように揃えて入れます。
ズボンは二つ折りか三つ折りにして入れましょう。
洗濯ネットに入れる際のポイントは、脱水した後できるだけ衣類にしわが残らないようにすることです。
脱水後の濡れた状態でのしわがないほど、仕上がりが綺麗になります。
④洗濯機で洗う
そして、それぞれの洗濯機の適したコース(ドライコースややさしいコースなど、メーカーによって表示が異なります)を選択しましょう。
水が規定量たまったら、一旦一時停止ボタンを押し、制服をしっかり水に浸します。
この時のコツは、制服を両手で押し沈めることです。
ドライコースなどは衣類へのダメージを抑えるために、水流の強さや洗う時間や脱水時間も極限まで抑えられています。そのため衣類をしっかり押し沈めることで、洗濯機と洗濯洗剤の威力も増すのです。
⑤干し方
上着は普通のハンガーでも乾きますが、より良い状態で仕上げたい場合、出来るだけ着用時に近い状態で干すことをオススメします。ハンガーの両肩部分にタオルを巻いて幅を広げてから干しても良いでしょう。
ズボンやスカートは、ピンチハンガーなどで筒状にして干します。
どちらもウエストと裾を持って、ピンと引っ張ってから干すようにしましょう。
まとめ
ウール素材やウール濃素材は、ひと昔前までは家庭でのお洗濯はタブーとされていました。
思い切ってお洗濯してみると、プリーツやズボンの折り目が無くなったというお話もありました。
しかし、繊維業界や洗剤業界、そして家電製品の性能の向上で、毎日着る制服のお手入れも手軽に出来るようになりました。
家庭でお洗濯するときに気をつけることは、
- 「洗剤の成分(中性洗剤を使う)」
- 「洗濯ネットに入れる」
- 「形を整えて干す」
ことです。
どれも、衣類の縮みや型崩れを防ぐためといえます。
逆に、すすぎ中にほかの衣類と絡まったり、しわを伸ばさず適当に干せば綺麗に仕上がらないともいえますね。
それらを意識しながらご家庭でお洗濯し、制服のしわも綺麗にしてみませんか?
おまけ:卒業後の制服の使い道
学校を卒業した後、実はいちばん処理に困るのが制服だったりしますよね。
学校での大切な思い出がたくさんつまっているので、なかなか手放すこともできませんし、かといって、制服をクローゼットにしまっておくのも、場所をとってしまい、あまりいい処理の仕方とは言えません。
そんな卒業後の制服の使い道にお悩みの方におすすめなのが、おもいでやというサイトです。
おもいでやでは、制服やユニフォームを中心に、ミニチュアリメイクをするというサービスを行っています。
大切な思い出のつまった制服をずっと手元に残しておきたいという方は、おもいでやのサービスを利用してみるのはいかがでしょうか。