ぬいぐるみの癒し効果!不安や心配もぬいぐるみで解消できる!
ぬいぐるみは子供のものだと思われています。
しかし大学の研究結果によると、ぬいぐるみには大人にも癒しをもたらす効果があるとわかりました。
ぬいぐるみは誰にでも精神状態を落ち着かせて癒し効果があるのです。
今回はぬいぐるみが持つ癒しの効果を検証します!
1.うつ病を改善する癒し効果「ぬいぐるみテラピー」とは?
うつ病の人にとって、心が癒やされたいと思ってもそれは簡単なことではありません。
一般的に言われる癒しの行動は難しいものに感じられることがあります。
例えば気分転換に散歩しようとしても、外出することすら、困難なのです。今までなんともなかったことが、出来なくなることは、うつ病患者にとって辛いことです。
またアダルトチルドレンとは、幼少期の家庭環境のトラウマが原因で、大人になっても深く悩んでいる人のことを指します。
このアダルトチルドレンの人が抱えているインナーチャイルドは、深く傷ついていることが多いのです。
うつ病患者やアダルトチルドレンに効果的なケア方法は、アロマセラピーやアニマルセラピーなどがあります。
中でも効果のある癒やし法が「ぬいぐるみテラピー」です。
これはうつ病患者やアダルトチルドレンのケアにとても効果的です。
この方法に必要なものはひとつだけです。両腕で抱きしめることができるぬいぐるみ、それだけです。できたら手触りがよく、あなたの愛着がわくようなものが良いでしょう。
代わりに柔らかい枕や夏用の肌布団などでも構いません。あなたが触れていて心地よいと思うものを用意して下さい。
まず、あなたの一番落ち着ける場所に行きます。自分の部屋でもどこでも構いません。布団の中だってOKです。
落ち着いたら、ぬいぐるみなどをまず撫でてみましょう。さらに、両腕でぎゅーっと抱きしめてゆっくりと深呼吸をしてください。
方法はたったそれだけです。ぬいぐるみなどを用意してただ触れて、抱きしめて、場合によっては話しかけます。
それだけなのに、がちがちに固まっていた奥深い場所が柔らかくなっていく気がしませんか?そう感じられたなら、あとは気が済むまでそうしていて下さい。
2.ぬいぐるみが癒やしの効果を持つ理由
ぬいぐるみを抱きしめるだけで、どうして癒し効果が得られるのでしょうか?
それは、あなたが抱きしめているのは、ぬいぐるみの外見をしていてもぬいぐるみではないからです。
あなたの腕の中にいるのは、ぬいぐるみに投影された「自分の心」なのです。ぬいぐるみを抱いているようで、実は自分で自分自身を抱きしめているのと同じこと。
自分自身の存在を認め、優しくすることで癒し効果を得ているというわけです。
アダルトチルドレンは幼少期にその悩んでいた「幼いころの自分」をぬいぐるみに投影して抱きしめることで、癒し効果が得られると考えられています。
ぬいぐるみに自分自身の寂しさや不安、いたたまれなさを投影して抱きしめることで、「自分で自分の心を抱きしめて癒す」といった感覚になるのです。
人間は何かに触れることで、無意識な不安の解消に繋がるのではないかと考えられています。
その効果を利用した、ぬいぐるみセラピーも徐々に広まっています。
このぬいぐるみテラピーには、一種の「セルフヒーリング効果」が期待できます。
大人になるにつれ、ぬいぐるみを撫でたり抱きしめたりすることはなくなっていきます。
しかし、ぬいぐるみを抱きしめることによって得られる癒し効果は、うつ病による不安や寂しさの改善に役立ちます。
お気に入りのぬいぐるみや部屋に何気なく飾っているぬいぐるみがあったら、ぬいぐるみテラピーを試してみましょう。
3.ぬいぐるみが睡眠に与える癒し効果
ぬいぐるみに、何らかの癒やし効果が期待できるのは研究結果からも明らかだとわかりました。
ぬいぐるみがこういった影響を与えるのは、見た目の可愛らしさという視覚的な刺激と、ふかふか、ふわふわ、という言葉になるように、思わず触ってしまいたくなるような触覚を刺激する2つの要素があるからです。
ぬいぐるみを抱きしめて寝る場合には、不安やストレスを解消しながら、自然な姿勢で体を預ける事ができるため、精神的にも姿勢的にも理にかなった睡眠アイテムといえます。
最近では、赤ちゃんの呼吸の動きをぬいぐるみで再現したものや、動物の呼吸の動きを再現したぬいぐるみも登場しています。
これらぬいぐるみの、呼吸と同調する事でより自然に眠りやすい状態を作る事ができるようです。不眠症の方はぬいぐるみテラピーを体験してみてはどうでしょうか。
まとめ
ぬいぐるみを抱きしめることで、
孤独感や不安感が軽減されると分かりました。
この効果は子供だけでなく、大人や心の病気を持つ患者にも効果を発揮しています。
ストレスが多い現代社会に生きる私たちはもっとぬいぐるみに癒しを求めても良いのではないでしょうか。