ぬいぐるみを抱きしめて寝ることのメリット・デメリット

ぬいぐるみと言えば、幼い女の子が抱っこするもの、というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。

しかし一方で、大人でもぬいぐるみを抱きしめて寝ている人は意外に多いという調査結果もあります。

今回は、ぬいぐるみを抱きしめて寝る人の隠された心理を分析します。
またぬいぐるみを抱いて寝ることのメリット、デメリットを検証します!

1.ぬいぐるみを抱きしめて寝るメリット〈安心感〉

自分の胸元にぬいぐるみを抱き寄せて寝る人は、安心感を求めています。

「これに触れているだけで、安心感を得られ、リラックスできる」という心理が働いています。

これは乳児期・幼児期の子供に多く、母親から離れることに不安を感じ、「お母さんの代わりをしてくれるもの」を探し求めた結果です。

ふわふわした感触に癒やされたり、ぬいぐるみに触れているだけで、安心するのです。

また、普段はぬいぐるみを抱いて寝ていないけど、ここ最近は抱いて寝ているといった大人の場合は、一時的に安心感が満たされてない状態であるといえます。

家庭環境や人間関係がうまく行っていない場合、安心を求めて、ぬいぐるみを抱きしめます。
足りない安心感を補給するという意味で、ぬいぐるみを抱きしめるのです。

ぬいぐるみを愛する大人の深層心理には、強い不安感や、ストレスが隠されていることも多いです。
ぬいぐるみを愛用することで心を安心させ、実生活のバランスを取ろうとしているのだと考えられます。

この傾向は、子供でも大人でもあります。そして大人がぬいぐるみを抱きしめて寝ることは、決して変なことではありません。

歴史的にも、ぬいぐるみは本来、大人が使うものでした。
こうした背景を踏まえれば、ぬいぐるみを大人がぬいぐるみを持っていたり、抱きしめて寝ることは、何もおかしいことではないのです。

現代社会は不安やストレス、そして悩みが多いです。

1日の疲れは、ぬいぐるみにしっかりと癒やしてもらいましょう。

2.ぬいぐるみを抱きしめて寝るメリット〈テラピー効果〉

うつ病を改善する「ぬいぐるみテラピー」をご存知ですか?

アロマセラピーやアニマルセラピーなど、うつ病やアダルトチルドレンのケアに効果的なケア方法は様々です。

そのなかには、ぬいぐるみを使ったケア方法があるのです。

ぬいぐるみは子どものものだと思われがちですが、オランダの研究グループはぬいぐるみが持つ大人への癒し効果についての研究結果を発表しています。

その研究結果によると、ぬいぐるみに「触れる」ことは、精神状態を落ち着かせ、癒しをもたらす効果があるとわかりました。

このぬいぐるみテラピーには、一種の「セルフヒーリング効果」が期待できます。

ぬいぐるみに自分自身の寂しさや不安、いたたまれなさを投影して抱きしめることで、自分で自分の心を抱きしめて癒やす、といった感覚になるのです。

ぬいぐるみを抱きしめて寝る場合には、不安やストレスを解消しながら、自然な姿勢で体を預ける事ができるため、精神的にも姿勢的にも理にかなった睡眠アイテムといえます。

3.ぬいぐるみを抱きしめて寝ることのデメリット〈風水的に運気がダウン?〉

最近では大人の女性に向けて作られたぬいぐるみも多く、インテリアとして自分の部屋に置いている人もいるのではないでしょうか。

しかし、ぬいぐるみや人形は、風水的にはあまりよくないものといわれていることをご存じでしょうか?

ぬいぐるみや人形は悪い気を吸ってくれますが、同時にいい気も吸い取ってしまうもの。
ぬいぐるみはかわいいけれど、置く場所や扱い方を間違ってしまうと、良い運を呼び込むことができなくなる要注意です。

特にベットにたくさん置くと自分の良い気を吸われてしまうと言われています。
寝室は寝ている間に1日の悪い気を取り除き、新しくキレイな気を取り入れる場所なのです。

枕元にぬいぐるみを置いて1日の疲れを癒しているという人も多いかと思いますが、多数のぬいぐるみを置いている人は要注意です! 

寝ている間にエネルギーを吸い取られてしまい、運気が下がってしまうのです。

あなたの気や幸運を吸い取ってしまうのですから、ベッドからはなるべく距離を取った方が無難です。

風水的には玄関、トイレ、寝室は非常に重要な場所です。
リビングであるとか自分の勉強部屋など、太陽光の当たる場所が適しています。

どうしても寝室に置きたい場合は、3個まで。それ以上は良くはありません。

上手に扱えばぬいぐるみも立派な運気を上げる風水アイテムです。

4.ぬいぐるみを抱きしめて寝ることのデメリット〈浄化が必要〉

長い年月飾っているお気に入りのぬいぐるみには、持ち主の思いや未練など、さまざまな感情が宿っていきます。

一緒にいる時間が長ければ長いほど、愛情が伝わりあなたを守ってくれる大切な身代わりになります。

ただし人間と同じく、マイナスの感情が溜まることもあるので、浄化は必須です。
時々でいいので、手洗いをしたり、ファブリーズ系の消臭除菌剤をかけて、太陽光を思いっきり浴びさせてあげましょう。

ぬいぐるみは長年、あなたと寄り添って暮らしてきている為、持ち主の思いや様々な感情が宿った存在です。

しっかり浄化をしてあげないと、どんな気も吸ってしまう為、あなたにとって必要な良い気まで吸ってしまう事になるのです。

まとめ

いかがでしたか?ぬいぐるみを抱きしめて寝ることのメリットとデメリットはメリットの方が多く感じました。

大人でもぬいぐるみを抱いて寝ることは決しておかしくないことも分かり、安心した方も多いでしょう。

ぬいぐるみはお手入れ置く場所などに気をつけて、上手に愛用したいですね。